酵母

酵母 ++こうぼ++

///酵母///

地中、水中、植物体、有機物上などに存在し、出芽または分裂によって増殖する、繁殖力と発酵力が強い単細胞の菌類の総称。
糖分を分解してアルコールと二酸化炭素にするとアルコール発酵を行うので、古くから酒の醸造に用いられてきました。酵母の成分は種類や培養法によって異なりますが、タンパク質、ビタミン類に富み高い栄養価があります。
利用方法としては、醸造・パン製造、薬用・栄養食品などがあり、具体的にはビール酵母、清酒酵母、ブドウ酒酵母、パン酵母(イースト)、薬用酵母(乾燥酵母)です。

///イースト(yeast)///

酵母菌の一種で、通常はパン製造に用いるパン酵母のこと。培養によって作られ、生イーストと乾燥したドライイーストがあります。
イーストは糖を分解して炭酸ガスとアルコールを発生し、このガスが原料の生地を持ち上げてふくらみます。これを焼くと、ガスは空気と入れ替わり、アルコールも揮発して独特の芳香を放ちます。パンがふくらみ、すばらしい香りと海綿状の生地になる理由はイーストにあります。
イーストの歴史は古く、今から5000年ほど前の古代エジプト時代、もしくはそれ以前ともいわれています。ぶどう酒を発酵させるときにできる表面の泡を取り出して小麦粉に混ぜて焼いたのが、発酵パンの製造の始まりとされています。