カカオ

カカオ ++かかお++

///カカオ///

中南米原産のアオギリ科の小高木。種子であるカカオ豆がココア、チョコレートの原料です。古くからメキシコでは飲料、薬用とされ、16世紀の大航海時代にヨーロッパへ伝わりました。その後スペイン人によってアフリカ大陸に広まり、現在中南米、アフリカ、東南アジアで広く栽培されています。
白い小花が多数幹や枝につきますが、結実するのはわずか1%程度です。果実は長さ約10cm前後の長楕円形で、外側が厚くて固く、幹から直接ぶら下がります。最初は緑色でやがて黄色に、熟すとオレンジ色になります。果肉は柔らかく、果汁は香りが強く粘りけがあり、中に縦5列に並んでアーモンドのような形の種子が40〜60個入っています。種子はテオブロミンと多量の脂肪を含んでいます。収穫の時期は6月と10月とされますが、年中収穫できます。取り入れ時期が遅れると、苦くて風味もよくない豆になってしまいます。

///ココア(英:cocoa/仏:cacao)///

カカオビーンズから作られる嗜好飲料の一種。カカオの豆をあぶって皮と胚芽を取り、残った胚乳部分(カカオニブ)を圧搾して脂肪分(カカオバター)を除き粉末にします。この製造過程で脱脂しないものが、チョコレートです。
砂糖を入れ、水または牛乳を加えて煮溶かして飲みます。タンパク質、脂肪、糖質に富み、消化もよい飲み物です。テオブロミンという苦味をもち、アルカロイド(弱興奮性)を含みます。
16世紀初めごろアメリカ大陸からもたらされヨーロッパで飲用されるようになり、フランスではショコラ、イギリスやアメリカではチョコレート、チョコレートドリンクと呼んでいます。