ビスケット ++びすけっと++

///ビスケット(Biscuit)///

小麦粉を主原料にバター砂糖などを入れて焼いた菓子。強力粉を堅めにこねて天火で焼いたハードビスケット、薄力粉牛乳などを多めに入れて柔らかく焼いたソフトビスケット、バターの多いクッキーなどがあります。日本ではビスケット、クッキー、サブレの区別は厳密ではありません。
古代では、小麦粉を水で練って焼いた無発酵パンを作っていましたが、これがビスケットの原形とされます。その後、これを薄く切り、再び焼いて保存性のよい食品として発達していきました。フランス語で二度(bis)焼いた(cuir)が語源です。日本に伝えられたのは16世紀後半、平戸・長崎でかなり作られていました。慶長から元和(1596〜1623)頃には逆にルソン方面へ輸出していたことが、古文書に触れられています。

///クッキー(cookie)///

小麦粉バター鶏卵砂糖などを材料として作った生地を好みの形にして、天火で焼いた焼菓子。定義の難しい菓子ですが、日本では一般にバターなど脂肪分と水分が多く風味豊かに作られたもので、マカロン・メレンゲ・フィユタージュなどを含めた総合的な乾き菓子のことをいいます。生地の作り方も型抜きをする「のばし生地」、絞り袋に入れて絞り出す「絞り生地」、冷蔵庫で冷やし固める「アイスボックス生地」などがあります。

///クラッカー(cracker)///

ビスケットの一種でオードブル、軽い食事、カナッペに用いたりする、パンと菓子の中間的な食べ物。小麦粉を板状に堅く焼き、口当たりが軽く、くだけやすいところから「クラック(砕ける)」この名があります。
材料はバター、塩、牛乳などを加えますが、多くは無糖です。重曹を入れたソーダクラッカー、チーズを入れたチーズクラッカー、グラハムクラッカー、サンドイッチクラッカーなどがあります。

///ウェファース(wafers)///

気泡を多く含んで非常に軽い、薄板状の焼き洋干菓子。小麦粉砂糖鶏卵牛乳、香料などが材料で、柔らかい種を格子や縞の鉄板で挟んで焼きます。ドイツ語のワッフルと同じく蜂の巣を意味します。フランス語のゴーフルも同じです。
クリームチョコレート、ジャムなどをはさんだり、アイスクリームに添えたり、洋菓子の飾り細工などに使用します。その柔らかく軽い口当たりから病人・幼児食に適しています。