落雁 ++らくがん++

///落雁///

麦こがしや米や豆、そばや栗などの穀類の粉と砂糖・水・水飴を加えてこね、花や鳥などの木型に詰めて乾燥させ打ち出した干菓子。木型によって様々な形に成形され、配合する穀類の種類によって味も変化します。小豆粉で作った「秋田諸越」大麦粉の「麦落雁」、サツマイモ粉の「初雁城」、栗粉の「栗落雁」、糯米粉の「長生殿」「越乃雪」などが代表的なものです。

落雁の名の起こりは種々あり、

  • 明代以来の中国の菓子「軟落甘」を略したもの
  • ゴマを散らしたものが、雪の上に落ちた雁に似ていると本願寺の綽如上人が命名し、後小松天皇に奉じた
  • 表面には型模様があるが裏面は無地なので「裏淋」を「浦淋し」に通わせ、秋の浦辺を連想して「落雁」とした
  • などです。色・形の清楚さから茶請菓子、仏事、祝儀の盛菓子にも用いられます。